駄文058/原作考察/彼のプライドは守られたのかもしれない |
やあやあお久しぶりです。気がつけばまもなく4月も終わり、ゴールデンウィークも目の前です。関係ないんやけど、google日本語入力、ひとが『ゴールデンウィーク』って入力したものを勝手に『GW』に変換するの止めて。 1年365日、人間にはそれだけの時間が与えられております。24時間×365日の8760時間、そんだけあったらモン・サン・ミッシェルも建つでしょうよ。 けどなあー。人間、メシも食わなきゃならんし、寝なならん。メシ代を稼ぐために働かなきゃならんし、酒のんで惰眠を貪らなならん。 すんません、毎回毎回、更新のたびにぐだぐだ言い訳して。 えー、ふと思ったのですがね。 『超』の中で、悟空がキスしたことがない設定が出てきました。 それに対して、「したことないのか?」と過剰に反応しているベジータ。 そないに過剰に反応する必要ある? と思うほど、あのシーンって「いかにも狙ってますよ」臭がプンプンするんですが、ま、それはさておいて。 どうしよう、ベジータの、カカロットに対するコンプレックスがアレで解消されちゃってたりしたら。 それまでサイヤ人で最強だった王子ベジータ。俺様最強・俺様強え・ひれ伏せ下民共、で生きてきたベジータの鼻っ柱を折った、カカロットという存在。 下級戦士の生まれで能無しなので辺境にトバされて、地球人相手に呑気に修行ゴッコと天下一武道会バトルゴッコで遊んでた、中学生の部活動にOBヅラして混ざって無双するみたいな、そんなカス野郎が、気がつきゃスーパーサイヤ人ですってよ。あとほんまに関係ないんやけど、google日本語入力、ひとが『スーパー』って入力したものを勝手に『超』に変換するの止めて。 いやもう、俺様の出自と、今までの血反吐吐くような努力って何よ? やさぐれもするよ。「俺はもう 戦わん」って言ったりもするよ。 てな相手が、実は女コマしたことがない、ってなったとしたら。 分かりやすく言うたら、女とヤッたことがあるかないかで、男のカーストって決まっちゃいませんか? ってことで。 イケメン秀才スポーツ万能人望ありあり生徒会長がいたとして、でもそいつが童貞で自分は経験済みだったとしたら、それだけで「勝った」って思ったりしませんか? いや、偏見なのはじゅうじゅう承知してますが。 問題は、ベジータが「いや、俺、女とキスしたことありますけど?」でプライドを取り戻しちゃってたらどうしよう、ってことなんです。 ベジータが、いま、何のわだかまりなくカカロットと仲良くしているのは、過去のイロイロを許してないとありえないと思うんですよ(悟空は、そんなん気にしないので、『ベジータ強ぇ・すげぇ』だけで仲良しになってるのだろう) その許した最大の原因が「キス経験がある」かもしれない、そんな可能性を考えてしまった次第です。 あとね、もうひとつの要因としては、「俺の子の方が血統がいい」。はー、もう、親バカ。 あそこで、もしトランクスが負けてたら、そのあとの魔人ベジータも正気を取り戻すことはなかっただろう。「殺してやるカカロット」、ここに極まれり、だったろう。 呑気な出自で安穏と暮らして一足先にスーパーサイヤ人になって子も強いとなったら、んもう正気じゃいられない。 トランクスが勝ってくれたことによって、ベジータのプライドは守られたのかもしれない。 今日はそんな話でした。 ではまた。 |
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