駄文047/原作考察/ぼくらはみんな変身する。 |
どいつもこいつも変身しますよね。 しかしながら、『変身』『変形』というのは果たして可能なのか、ということをふと思ったのでございます。 なんでそんなことを考えたかというと、サイヤ人は満月をみると目からブルーツ波を吸収してうんぬんかんぬんで大猿に変身して戦闘力を10倍にあげるからです。 それっていったいどんな仕組みなんでしょう? 肉体を巨大化させるってことを考えてまして。 これってチ○コが勃起してんのと同じだよな、ってことに思い至りました。 目からブルーツ波、ってのはまだ納得がいきます。虫が赤外線を感知するように、特殊な波長を感知する器官が発達しているのは不思議じゃありません、宇宙人だしな。 問題なのは巨大化のほうですよ。巨大化のしくみとは、いったいなんなんだ。 たとえばクジャク。羽を広げて大きくなります。そしてその羽は、ふだん折りたたんでいます。グンカンドリやズキンアザラシ、求愛時や威嚇時に膨らませるべき皮膚を普段は収納しています。 勃起して巨大化するために必要なのは、そのサイズ変更のためのゆとりです。普段縮小されている皮膚があるからこそ、海綿体に血液が集中して膨張したときに、それでも問題のない外皮の伸張が可能なのです。 ならばサイヤ人。戦闘力を10倍にあげるサイヤ人。どこにその、巨大化する要素があるのでしょう。 チ○コと同じと考えれば、全身の皮膚がダルッダルじゃないと話が通じません。しかし、しょっちゅう服が破れて裸体をさらけるやつらの見た目を確認するに、そんなゆとりはなさそうです。 ということは、皮膚が分厚いと考えれば合点がいきます。 カエルが喉を膨らませるとき、その薄さは透けるぐらいに薄くなります。皮膚がそれほど分厚くないのでしょう。元がもっと厚ければ、膨らませてもあんなに透けたりしないはずです。 皮膚が常人の10倍分厚いから、銃弾もはじくし外傷に耐えることもできるのです。 フリーザさまの変身も、このタイプだきっと。むしろ、小さくなることで外皮を分厚くし、防御力が上がるのです。あの変身は理にかなっているのです。 天津飯が4人に分身し、結果能力が4分の1に減ってしまうってのは、しごく当然のことでしょう。元来持っている肉体のパーツを4つに分けたら、そりゃ4分の1にもなろうというもの。 セルが人造人間を吸収するたび変身するのは、もちろん、可変パーツを増強できたからです。パーツにゆとりがあります、いくらでも変身できます。 そしてウーロンやプーアルが巨大なものに変身するとき。きっとカエルの喉なみに皮膚がすっごく薄くなってます。逆に、ハエなんかに変身したら、めっさ高質量なんでしょうな。 たぶん同じように、ピッコロも巨大化したときはすんごい皮膚が薄いんです。でも、あいつら同族で融合することが可能なので、もともとのポテンシャルが高くてもおかしくない、多少巨大化したところで影響はないほどに。 で、話をもどしますが。 サイヤ人は巨大化するときに、全身の皮膚を伸張させる説は納得頂けたでしょう(そういうことにする)。 そして同時に、それらの部位に血液を行き渡らせなければなりません。 そりゃあもう、脳みそに血液を送ってるヒマなぞないでしょう。だから、悟空は大猿化したときに、理性がふっとぶのです。 じゃあベジータはどうなるのか。やっぱり、まともな判断力が低下していると思うべきです。多少訓練はして、コントロールできてはいるでしょうが、結局は惰性で筋肉を動かす野獣でしょうね。 なので、変身をするときに体を巨大化させるのは結果的に効率が悪いのです、セルもトランクスにそう言ってたし。 だから、髪の色だけを変化させるスーパーサイヤ人変形は、合理的なのでしょうね。 てゆうか、もういいよ、カラーバリエーションは。 ながながとどうでもいいことを書き連ねましたが、要するに言いたかったのは、あいつらの巨大化は勃起と同じってこと。 今日の結論、以上。 |
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