駄文045/原作考察/人造人間のおしごとペース
あけましておめでとうございます。令和3年の幕開けです。とうに小正月も終わりましたがドンマイドントマインド。細かいことは気にしないのが令和キッズだゾ!
今年も相変わらず、どうでもいい重箱の隅をつついていきますのでよろしくお願いします。
さて本日のお題は。

未来編の人造人間って悠長だよね、というところから参りたいと思います。

まあそもそもの話は、「サイヤ人、地球のどこで修行してんだろうな」ってことから始まりまして。
本気を出したら地球ごとコナゴナにするような方々、人造人間が来るまでの3年間、どこでどうやって修行してんだろう。かめはめ波一発撃つごとに山を吹き飛ばしてんだから、いまごろパオズ山は更地になってるだろうよ。
しかし、そう考えても地球は広い。
たとえばナッパさんの『クンッ』にしたって、あれで東の都が壊滅、ったって、いち国家のいち都市なんて地球全体の面積でいったらほんのぼっちりだよね。

というイロイロを考えておりまして。

具体的に地球の陸地はどのくらい削られているのか、ということを計算したくなりました。以下、素人の計算式にしばらくおつきあいくださいませ。
ちなみに数値データはWikipediaを参照しています。

はい、まず地球の陸地総面積は、148,940,000平方kmだそうです。
未来編に於いて人造人間が現れて、未来トランクスがタイムマシンで現代までくるのに、17年。17年×365日=6205日。ここまでで地球がほぼ壊滅状態と仮定して、単純計算で割ると1日に24,003平方kmを破壊していることになります。北マケドニアの国土が25,713平方km。国家数195の、145位の広さの国土を毎日つぶし続けて、ようやっと世界が壊滅していると言えます。

しかしながら、未来の人造人間がそこまで勤勉に破壊して回ってるかどうかは疑問が残ります。

現代編の人造人間19号と20号が最初に登場した島が、その一撃で破壊されてましたね。
あの島のサイズはどのくらいでしょう。
「小さな島」「けっこう住人がある」ということから、わたくしの独断と偏見で、小豆島サイズと考えます。小豆(しょうど)島。香川県の島です。日本で島としては19番目の広さ。オリーブとそうめんが有名。
人造人間が一度に気楽に破壊できるのが、このサイズと仮定します。153平方km。

破壊が義務でも命令でも無くて、単に娯楽として行っているなら、一日せいぜいこのサイズでしょう。
17年後に世界壊滅レベルまで仕事をするとしたら、毎日この156倍は破壊活動を続けなきゃならん。
けっこうな重労働だぜ、おい。

人造人間の性格からして、めぼしい土地に行く→その辺で遊ぶ→飽きた頃に破壊して次の町へ、といったペースで活動していると考えた方がしっくりきます。
1週間で小豆島ひとつぶん、ぐらいの計算でいいんじゃないでしょうか。
年間52小豆島。
年間7,956平方km。
17年間で135,252平方km。
国土94位ソマリランドが137,600平方km。

なので世界はけっこう残ってます。

全世界滅亡って、そうとうエネルギーが必要です。





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