駄文044/原作考察/みんな膀胱強いよね。
タイトルまんまの話をするよ。
みんな膀胱強いよね。よくそんなにおしっこ我慢できるよね。

がまんチャンピオンはベジータだ。

最初に地球に来て、悟空到着までの「3時間だ」。
次に、未来トランクスが来てから悟空到着までの「3時間近くあります」。
そしてセル編の瞑想シーン「3日間ジッと立ってるだけで‥‥」。

3時間は待てる。待てるかもしれんが、3日!
当然、人として動物として有機物として、もよおすものはあるだろう。あるに違いない。
でも、してないんだろうな。いや、したかもしれん。でも、まさか立っているその場で済ませるのか? 後ろでトランクスがジッと見てるんだぞ。じゃあ物陰にでも行こうかと動いたとすれば、「あっ、動いた!」っていちいち反応するトランクスが目に見えている。やり辛ぇー。

いやいや、漫画というフィクションに置いて、トイレ事情をツッコむなんて野暮だよ、そこはスルーするのが正しい楽しみ方だよ、というご意見もあるでしょう。
でもね。
悟飯に放出シーンがあるんだから、スルーするわけにはいかないんだよなー。
夜中にうーんむにゃむにゃと起きあがって、崖の高いところから用を足して、ピッコロに「小便か」と言わせる。つまりあの世界で排泄は存在するのだ。
記憶が曖昧だが、アニメで悟空がカリン塔を登り切ったときに「トイレ、トイレー!」って騒いだシーンがあったような。ちょっとうろ覚え。
で、ここまで書いてて思い出したが、こんな重箱の隅をつつくようなこと言わなくても、第1話初っぱなからブルマが草むらに行ってたわ。あの女、たぶん3時間待ってる間にその辺の草むらに行ってるな。
ともかく。存在する以上、ツッコむ権利が我にある。欲しい権利かどうかはさておいて。

と、膀胱つよい問題について、この貴重な晴天の休日に思いを巡らせている訳なのですが。
各方面の問題を解決するひとつのアイデアを思いつきました。

垂れ流してる。

たとえば、鳥なぞは、空を飛ぶために己の体重が重くては不都合なので、頻繁に排泄できる構造になっているらしいです。
そしてサイヤ人も。もしかしたら常に己の体重を軽く維持するため、頻繁に排泄する習慣になってるのかもしれない。
さあそこで登場する、サイヤ人戦闘服。
股間、剥き出しですね。無防備ですね。でも、誰がアレをペラ布地1枚だと言いましたか?
あそこに、すんごいテクノロジーが集約されてるんですよ。
たぶんあの裏側、まず局部を覆うようにプロテクターが施されています。そのプロテクターに、超吸水パットが当てられています。そしてその吸水パットから、なんやかんや濾過装置があって、水分だけは短時間で外部に排出されてるのです。瞬時に気化させるのかもしれません、活発な活動に体温は大事ですからね、水を温めてその温水をスーツ内に巡らせてから排出するのかもしれません。戦ってる最中に体の回りにゆらゆら熱気がゆらめいているのは、つまりこの湯気です。
全然関係ないが思い出した話。海のダイビング中に体が冷えたらどうするか、って問題で、答えは「おしっこをして、ダイビングスーツ内にその温い水分を巡らせる」って聞いた。どこまで本当か知らんが。
話戻って。で、尿の水分量は85%らしいので、残り15%ぐらいならパットに残っててもさほど邪魔にはならん。生々しい話をすれば、生理中のナプキンみたいなもんで、ピーク時でもなけりゃ不潔かもしれんがつけっぱなしでもなんとかなる。3日間立ちっぱなしで飲まず食わずなら、出すモノも無いんだし、なんとかなるだろ。

というわけで、結論。

すごい紙おむつつけた状態で立ってる。

いやまあ、実際問題、瞑想中に尿意とか催したら気ィ散るよね。本気で無の境地に行こうとするなら、排泄含む肉体の本能から解脱できないとね。

と、長々とベジータ膀胱問題を語ってきましたが、実はもうひとつ気になる人がいる。

ブルマ。

キンタマクラを試みる悟空にパンツ脱がされる→起床→ウミガメと会う→海に行く→待つ→亀仙人にご開帳→帰る。

え? 寝起きってトイレ行きたくならない??







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