駄文041/原作考察/人類皆兄弟。
 今更な話ですがね。

 あの漫画、兄弟設定おおすぎ。

 ラディッツが、悟空の兄だ! ってのは分かるんですよ。
 出生不明の謎の主人公、それの出自を知る者の登場、そこから始まる新たなストーリーってのは、長期連載の転換イベントとして鉄板でしょう。ただシッポ生えてるだけの不思議キャラクター(って、そのあとブタが服着て歩いてるのに出くわすような世界で、シッポ生えてるぐらいでそんなに驚かなくてもいいじゃないかブルマ)の仲間であり因縁があることを一発で説明するには、「血族である」、この一言で簡単に済む。

 ‥‥だからって、次から次へ兄弟出さなくてもいいじゃん長期連載漫画ーーー!
 言わせてくれ、安易だよ。無視できない深い人間関係を説明するのに『兄弟』を多用されちゃぁ、安易としか言いようがないよぅーーー。
 はっきり言って、ターブルが興ざめー。

 というわけで、気になったので数えてみた。劇場版とか、ぜんぶおっつけんので、漏らしがあるかもしれんが。

 亀仙人と占いババ。
 鶴仙人と桃白白。
 悟空とラディッツ。
 ベジータとターブル。
 ブルマとタイツ。
 フリーザとクウラ。
 ウィスと天使たち。

 ‥‥多いような少ないような。
 なんか、自分が何を言いたかったのか分からんようになってきた。

 血族って設定だされたら萎えるよね、って締めておく。

 余談。
 血族ばなしに繋がるが、「なんの変哲もない平凡な主人公に、突如訪れた特殊能力により活躍」するような漫画で、「実は主人公は特殊な血族の一員だった」な展開が入ると萎える。
 そんなわけで、バーダックには是非ともただの下級戦士であってほしいのだが、なんか、リーダー格みたいな実力者な風格が漂っていてどうしたもんかな、と。
 多少の実力が無かったら、王族と関わることもないんだろうが。
 分かってもらえまいか、このジレンマ。


 
 
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