駄文036/アニメ考察/ブロリーの復習をしようと思いまして。

え?

悟空すら出てこんやんけ!!!!

はい、というわけでさっき、『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!! 勝つのは俺だ』を見終わったんですがね。

ええええええええ?????

ちょっともう、誰かわしと一緒に語ってくれないかよう。どうしてくれようよぅ。「えー」以外の語彙が出てこないよう。

さて、今度2018年12月に、ドラゴンボール劇場版アニメの新作が公開されますね。今度の敵は、ブロリー。またかよ。
正直、ブロリーを知りません。2年前にDB熱が再燃したときに、キャラクター把握のために、改めてDVDレンタルしてきて、やっと把握したぐらい。ターレスもその時にやっと脳みそデータバンクに保存出来た。
伝え聞く情報によれば、ブロリーは過去3回、劇場版ボスキャラとして登場した、DB界のラスボスであると。そして今回の劇場版も、やっぱりブロリー。じゃあ復習しとこうかな、3本ぜんぶ見るのはしんどいので、じゃあコレ、と選んだバイオブロリー。

え? マジで? 1時間座って見てたけど、なんかバイオブロリー倒されて、和やかな音楽が聞こえて、え、まさかコレで終わり? と思ったらコレで終わりだった。 主人公出ないのかよ! 劇場版アニメでも1時間で終わるのかよ! とも思った。えーと、公開は1994年。まだアニメ映画って、『劇場版アニメ』じゃなくて『東映まんがまつり』の時代だよな。テキトーにモノ言ってますが。DBも、普通に他のアニメが同時上映になってる。Dr.スランプだ。しかも年代的に、まだアニメ1期の時代の劇場版だな。更にスラムダンク、と。こうして並べてみると、子供にとってみたら盛りだくさんのなんて楽しいアニメ映画だったんだろう。すんません、腐った大人です。

はい、腐った大人の目を捨てて、清らかな子供の目に戻ってもう一度反芻してみましょう。
うん、アニメ作品としては面白いわ。悟天とトランクスという、当時一番推しだったであろう2人が主人公で、戦うのも作戦を立てるのも主にこの2人。分かりやすい導入と、分かりやすい展開と、分かりやすい悪者とキモチワルイ敵、それを次々やっつける爽快感。最後にもう一度どんでん返しがあってあわや、というところからの大団円。これ、劇場に見にいって入場者特典のうちわでも貰って帰ろうモノなら、夏休みいちばんのイベントとなったかもしれん。
たいがいこの年齢になって思うことは、世の中の『商品』としてちゃんとした大人が作ったものは、ちゃんとしとる。ましてやドラゴンボールなんてビッグタイトル、ハズレようがないわな。

とりあえず腐った大人としては、エンディングのベジータと生まれたてトランクスの絡みがあったんで、それだけでよしとする。

そうなるとやっぱり次の劇場版は期待したくなりまして。
だってもう、ターゲットはちびっこじゃねえ、わしらみたいな腐った大人だ。そりゃ供給側も分かっているだろう。
だからきっと、従来ファンがニヤニヤするような展開になるに違いない。予告編だけでも、ニヤニヤ出来ちゃうぞ。ちびっこなんて置いてけぼりだーー!
もちろん、12月は予定を開けてるさ! 見にいくぜ劇場版ー。

しかし、予告を見て思ったが、『同時期に生まれた3人のサイヤ人』てな流れで、カカロットとベジータとブロリーを並べているが、ラディッツのことをみんな覚えているんでしょうか。

余談。公式サイトの『鳥山明先生からのコメント』。「皆さんブロリーって知ってますか? 僕は忘れてました」。しかも劇場作品を見てなかったっぽい。なんかもうこの人、ドラゴンボールは自分のものって思ってないんだろうなあ。今後、アンパンマンとかサザエさんみたいな使われ方をするんだろうなあ。
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