駄文029/グッズ考察/4巻と転生ヤムチャ買ってきた。
 はい、アニメをチェックするの、諦めました!
 諦めたんで、今後の内容はとよたろう版に頼ることにするよ!

 発売日になったんで、さあAmazonのお世話になろうかなー、って思ったら。
 超4巻はともかく、『転生したらヤムチャだった件』のほうがすでに在庫無し、プレミアついて2500円になってて。MAJIかよ。同人誌じゃないんだぞ、集英社のジャンプコミックスだぞ? ドラゴンボールだったら普通に書店にそれなりの量が配本あるだろうに。ここまでの話題作で、とくにやらかしてないんだから、すぐ重版かかるだろうに。
 ま、世の中は需要があって供給があって、そんな値段でも今すぐ買って読みたいってー人がいるなら、流通に関わってないわしからは何も言えん。ま、わしは入荷日当日に書店店頭で定価で買ってきたけどな。

 そんなわけで、読んだ感想。その前に、もう一度言っておく。
 わしは素人だからな! 素人だから、好き勝手言うよ!! はい、予防線予防線。

 とよたろう版4巻。普通に面白い。前にも言ったが、後出しジャンケンみたいなモンだから、そりゃ面白くて当然だろうて。ストーリーを練り直す時間もあるんだしな。アニメと内容がごっそり変わっててびっくりしたけど。えーと、これからアニメを追っかけるのを辞めて漫画版に頼ろうとした身には辛いのですが、ま、ええか。しかし、アニメ版と漫画版とストーリーが違って、我々はどちらを正史とすればいいのでしょうか。
 しかしそれよりも4巻を見て一番の感想は。
 絵が巧くなってるなあ、って思った。
 1巻の頃の、コマ割ぎちぎちの台詞ぎちぎちの、あの見苦しい画面構成に比べて、格段に見やすくてキレイ。
 まーた1巻の最初のエピソードって、内容をまるまる省略したために、途中経過をモノローグで解説してたのもあって、とにかく画面が文字だらけなんだわ。
 そしてちゃんと中身を書いてる第6宇宙編が、バトルシーン多めで空間が出来てきたなー、って思ったけど、なーんか堅苦しくて。
 そこへきての4巻。なんかすげぇ雰囲気が違う。揉まれてんだろうなあ。

 転生ヤムチャ。公式がナニやってんですか。
 ドラゴン画廊・リー氏は、わたくしもpixivで追っかけてます。あの『ドラゴンボール・菜』で存在を知って、同人誌買おうかどうしようか未だに悩んでるところです。全部買ったら6千円超えだしなあー。サイトのほうでちまちま画像開きながら読むの、めんどいしなあー。このまま、スピンオフを書き続けて表舞台の人になって、同人時代の作品を正規出版してくんないかなあー。
 えっと、内容は、楽しく読ませて頂きました。キレイにまとまってて、お手本のようなスピンオフ。たぶん無印時代からのヘビー層にも、本来の少年読者層にも受け入れられそうな、毒のない作品だと思います。
 ネットでも話題になってますが、この人の画力はすごい。
 しかしながら。
 ここまでの画力があるひとでも、これは難物なのだろう。

 ブルマのカリフラワー頭。

 わたくしは、原作に於けるあのカリフラワー頭は、ブルマの最高に可愛いヘアスタイルだと思ってます。ボーダーのワンピースとか、あの、未来トランクス登場の数回だけのブルマが、全編通していちばんカワイイと思っております。
 しかしながら、あらゆる二次創作の場面で、あのカリフラワー頭を誰もカワイイと言ってくれません。みんな口を揃えて、もじゃもじゃアフロ珍妙な髪型呼ばわりして、早々にストレートに変えさせようとします。なんでだよおお。カワイイよお、あの頭ーー。
 理由は分かります。だってあの頭、かわいく描けないんだもん。原作で、鳥山明がめっさラフに描いてる、それであの可愛さ。相当描き慣れてなきゃ、アレを自然に描けるわけ無い。
 リー氏のあの画力を以てすら、きれいには描けているが可愛さが足りぬ。何てぇ難物だ。
 同盟立ち上げたくなってきた、『ブルマのカリフラワー頭を支持する同盟』。誰か賛同してくれまいか。

 以上、買ってきた2冊、楽しく読んだご報告でした。

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